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ロタコ(御勅使川飛行場)跡地 [├空港]

 2009年10月 訪問 

ロタコ.png

「ロタコ」周辺図

終戦直前、東京の立川航空廠の機能を分散する目的で甲府盆地の西部、御勅使川扇状地に秘匿飛行場が計画されました。

飛行場の名称を「ロタコ」と言います。

なんとも変った名称ですが、「ロタコ」の「ロ」は、「イロハのロ」で「第2」を表し、「タ」は「立川」、「コ」は「航空廠」を

それぞれ表すとされています。

「ロタコ」→「第2立川航空廠」ということですね。

戦時中の文書では地名から「御勅使川原(みだいがわら)飛行場」 などの呼称で記載されているそうです。

 

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A地点

この飛行場跡地には掩体壕の基礎が3つ残ってまして、これは1,2号掩体のどちらかの基礎部分です(この奥にもう1つありました)

 

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以下B地点

3号掩体基礎

 

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手前に基礎が少し見えてますが、ここから奥のブロック塀にかけて掩体壕があったと思われます。

資料によりますと、掩体壕は3つとも開口部を滑走路の逆側に設けていたようです。

 

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C地点:誘導路跡の道路

ゆるやかに右に曲がった先に滑走路があったハズです。

 

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D地点

恐らくこの方向に滑走路が伸びていたと思うのですが・・・

 

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D地点 

左側は果樹園です。

 

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E地点

滑走路北端と思われる部分

ここから真っすぐ滑走路が伸びていたはずです。

 

ロタコ飛行場:map  


     山梨県・ロタコ(御勅使川飛行場)跡地     

秘匿飛行場というその性格からか、滑走路や飛行機を隠した掩体壕 、誘導路、地下壕、兵舎、航空本部などロタコを構成する諸施設は、3キロ四方の広範囲に分散して配置され、扇状地や西に接する山地の山裾に点在していました。

ロタコ飛行場 データ
設置管理者:旧陸軍
空港種別:陸上飛行場
所在地:山梨県南アルプス市有野、飯野
座 標:N35°39′19″E138°27′10″
面 積:800ha
滑走路:1,500m×100m
磁方位:17/35
*座標、磁方位はグーグルアースにて算出

沿革
1944年 秋頃 工事が一部始まる
1945年 03月地域住民を総動員して工事本格化する。工事は終戦の日まで続けられた 
2005年 南アルプス市教育委員会による発掘調査、聞き取り調査実施

この記事の資料:
国土地理院 1947年11月当時の写真(USA  ) (■→「同意する」→戻る→再度■をクリック)   
山梨県南アルプス市/ロタコ(御勅使河原飛行場跡)pdf