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旧女満別空港跡地(旧海軍美幌第二航空基地) [├空港]

 2009年7月 訪問 

現在の女満別空港のすぐ北側に隣接する「旧女満別空港」-

空港のある大空町のサイト内にこんな説明がありました。

昭和10年のこの空港についての話です(下記リンク参照)。

元々は、冷害克服のためオホーツク海の流氷や、気象観測が目的で設置されました。
当時の中央気象台は静岡県清水市三保出張所の根岸錦蔵気象観測隊員を派遣し、
女満別村営の競馬場を滑走路に選び、村民総動員の協力により突貫工事で飛行場を完成させました。
こうして、昭和10年(1935年)3月23日に女満別の空に初の流氷観測機が飛び立ったのです。

村民総出の工事で500mの滑走路が1週間で完成したのだそうです。

その後、戦時中は海軍の航空基地として建設が進み、

終戦後は米軍の不時着場として接収され、返還後に旧女満別空港となり、

新空港に移転した後は、ボッシュ社の女満別テクニカルセンターとなりました。 滑走路はテストコースに。

旧紋別空港と似てますね。

しかし、ものすごく歴史のある、そして波乱万丈の空港だったのですね。

「大空町」という町名、2006年の女満別町と東藻琴村の合併で誕生したのですが、

いいですね~^^

 

旧女満別.PNG
写真:国土画像情報(オルソ化空中写真) 国土交通省
撮影年度:1977年 地区名:女満別 編集・加工:空港探索・とり

これはまだ「女満別空港」として現役の頃の写真です。

1977年撮影なので、新空港移転まであと8年、という時期です。

 

女満別a.PNG

これは現在のぐーぐる写真。

滑走路はすっかりテストコース場になっています。

 

D20_0306.jpg

女満別空港跡地。周囲はぐるっと高い塀に囲われています。

 

旧女満別.PNG
写真:国土画像情報(オルソ化空中写真) 国土交通省
撮影年度:1977年 地区名:女満別 編集・加工:空港探索・とり

ところでこの写真はR/W36東側部分なのですが、部分に掩体壕が残っています。

 

D20_0303.jpg

 

D20_0305.jpg

すごいですね。

通称「広告掩体」だそうです。

海軍型掩体壕特有の凸型の開口部

これは道路からも目立つ南側の掩体壕です。

もう1つの北側の掩体壕も見たかったのですが、発見できませんでした。とほほ。

 

旧女満別空港:map  


     網走郡・旧女満別空港     

現在空港跡地を使用しているボッシュ社によりますと、施設を現在の2倍に拡張する計画が進行中だそうです

旧女満別空港 データ(当時)
設置管理者:国土交通省 防衛省
空港種別:第3種空港 
所在地:北海道網走郡大空町‎女満別中央‎
座 標:N43°54′19″E144°09′51″
滑走路:1,200mx60m(コンクリート)、1,300mx80m(コンクリート) 「日本海軍航空史」より
磁方位:18/36
*座標はグーグルアースにて算出

沿革
1935年03月 中央気象台が気象観測飛行場として設置 滑走路500m
1936年06月 滑走路延長650m
1943年     海軍飛行隊 美幌第二航空基地建設開始
1945年     滑走路等一部は完成したが、連合国軍に爆破され使用不能になる
1952年     米軍、修理の上不時着場として接収
1956年04月 一部返還
      06月 北日本航空、丘珠空港線不定期運航
1958年07月 全面返還 女満別町が管理
      12月 第三種空港F級として供用開始
1961年04月 女満別町から北海道に移管 
1963年04月 第3種空港として供用開始 滑走路1,200m
1981年09月 ジェット化のため空港南側に新空港着工
1985年04月 新女満別空港供用開始、女満別空港廃止

関連サイト:
女満別空港の歴史  
国土地理院 1947年10月当時の写真(USA M577 141) (■→「同意する」→戻る→再度■をクリック)   
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