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フォネティックコード [├資料]

オイラの会社では、扱っている商品には英数字の名前がついています。

電話で品名のやりとりをすることがよくあるのですが、聞き直しをしている光景を時折見かけることがあります。

「最後、Sですね? え? F? あー、え、ね?、ね?」みたいな。

オイラの言い方が悪かったのか、はたまた相手が聞き間違えたのか、伝達がうまくいかずに違う商品が届くというトラブルにこれまで何度か遭遇しました。

最悪の場合、お客様との納期の約束を守ることができず、頭を下げに行くという事態になることもあります。

社員同士ならお互い聞き間違いが起こりやすいことを分かってますから、しつこく確認をすることもできるのですが、相手がお客様の場合、繰り返し確認するのもちょっと難しい場合があります。

そんなわけで、電話だけで重要なやりとりをするのは危険だということになり、わざわざFAXを使ったり、聞き間違いを想定して両方用意したり、そんなことをする羽目になるのです。

しかし、自社の商品を社員同士で満足に口頭伝達できないなんて、情けないですよ。

そんな時、何度フォネティックコード表を社内に配りたいと思ったことか・・・。

「フォネティックコード」とは、アルファベットを間違いなく伝えるためのものです。

日本語の、「朝日の”あ”」みたいなものですね。

以下ずらずらと並べてみます。

 


 

A アルファー
B ブラボー
C チャーリー
D デルタ
E エコー
F フォックストロット
G ゴルフ
H ホテル
I  インディア
J ジュリエット
K キロ
L リマ
M マイク
N ノベンバー
O オスカー
P パパ
Q ケベック
R ロメオ
S シェラ
T タンゴ
U ユニフォーム
V ビクター
W ウイスキー
X エクスレイ
Y ヤンキー
Z ズールー

 


 

本職の方でも人によって発音にいろいろと違いがあるのですが、まあ大体こんな感じです。

例えば航空無線を聞いていると、「ジュリエット・アルファー(このあとに数桁の数字が続く)」という言葉がよく出てきます。フォネティックを知っていれば、「JA」、つまり農協日本国籍機のことだとすぐ分かります。

 

さも昔を知っているかのような言い方になりますが、昔の無線機は今と比べてクリアに受信することができませんでした。

「ジュ・・・ ・・・ベンバー」とか。

でもフォネティックは、一部聞き取れない部分があってもどの文字のことか分かるというスグレモノなのです。

 

もしもオイラが社長だったら・・・社長命令で全員にフォネティックを強制的に覚えさせて、電話での商品名のやり取り時には、必ずフォネティックを使用させますね。

そこここでフォネティックが聞こえてくる職場・・・なんて素晴らしいんだろう(うっとり)

でも現実には誰かとフォネティックを使う機会なんてありません。使わないと当然忘れてしまいます。それで忘れてしまうことを防ぐため、車を運転しながら、歩きながら、目に入るアルファベットを片っ端からフォネティックにして、1人でブツブツ言ったりするのです。キモいですか?キモいですね。ほっといてください。

 

ちなみに数字は普通に「ワン、ツー、スリー・・・」なのですが、

「5」は”ファイフ”( ゛がつかない)、「9」は”ナイナー”で、「.」は”デシマル”となります。

 

CAさんは座席、出口を伝える時に使うそうです。

また、パイロットと管制官とのやりとりにはこのフォネティックが普通にバシバシ使われますから、これから航空無線を聞きたいとお考えの奇特な素敵な貴方、覚えて損はないですよ。というか、まずはコレ覚えましょう。

 

さて、フォネティックを覚えてオイラのような一般人が日常生活で役立つことと言えば・・・

・・・正直ないですね。

むしろ、それほど苦労することもなく覚えられる割には、確実に

アッチの世界に逝ってしまった感が大きい

という、心理的効果の方が大きいでしょうかね。

それでもあえて挙げるとすれば、ヒコーキ、ミリタリー系映画でちょっと分かったような気分になれるとか、メールアドレス、URLを電話で伝えるのがスムーズになるということくらいでしょうか。

でも、自分だけが知ってても、相手が知らなければ通じないんですよね・・・

 

嗚呼、そんな相手が欲しい!

さあ、貴方もコッチにいらっしゃいませんか?(爆 

 


 

(2007/7 追記)
フォネティックコード、てっきり空関係でしか使っていないんだろうと思っていたのですが、コメント欄に何人かの方が書いてくださっている通り、正式名称は「NATOフォネティックコード」で、様々な組織で使用されているんですね。

「アルファベットを正確に伝達する」という目的は同様なのですが、

時代、地域、組織により様々なバージョンがあり、現在でも場所によって様々なフォネティックが使用されています。

統一したほうが良いとは思うのですが、例えばデルタ航空のコールサインとフォネティックのDが同じ「デルタ」なため、アメリカのいくつかの空港では混乱を避けるためにフォネティックの「デルタ」は使用しないなど、いろいろ事情もあるようです。

因みに9が「ナイナー」なのは、ドイツ語で「いいえ」のことを「ナイン」と言うからだとか。

詳しくはコチラをどうぞ
Wiki「NATOフォネティックコード」→


コメント(18)  トラックバック(0) 
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コメント 18

chi-hiro

とりさん、ご存知の様にダイビングでも海中で専用のサインがありますょね。
数も5までは同じですが6からはちょっと違ったやり方をします。
こっちの方が、もっとおかしくなったと思われてしまいますね。(笑)
by chi-hiro (2006-06-10 13:39) 

マリオ・デ・ニ−ロ

昔、朝日の”あ”・いろはの”い”...全部覚えました。無線の仕事に就かない限り使いませんよね。ほとんど忘れてしまいました。
しかしアルファベットはぜんぶ分かります。航空無線聞いてると必ずでてきますから...
で、うまく伝わらない時ついつい使うと相手は???ですよね(笑)
いつもナインをナイナ-と言ってしまうコッチのマリオでした。
by マリオ・デ・ニ−ロ (2006-06-10 21:08) 

qin

はじめまして。
数字を聞いたのは初めてですが、フォネスティックコードは全部覚えてます。(^^)
電話で友人と普通に話していてこの手の話が通じる日常が非日常なのかも知れないと今、気がつきました。(^-^;
by qin (2006-06-10 22:12) 

とり

ちひろさん
ダイビングのハンドシグナルは、以前基本的なものを図解で説明したものを貼っていただきましたよね。数字は6からちょっと違うんですか。ちょっと調べてみたんですが探せませんでした。どんなんですか?よければ教えてください~。
コメント&nice! ありがとうございました。
by とり (2006-06-10 22:19) 

とり

アスランマリオさん
五十音全部覚えてたんですか!すごい!やっぱり使わないと忘れますよね~。オイラはエアバンも本当に時々しか聞かないので、意識的に練習しておかないと、使い物にならないんですよ。しかしついつい「ナイナー」と言ってしまうとは・・・。オイラよりも更にアッチですね(爆
コメント&nice! ありがとうございました。
by とり (2006-06-10 22:41) 

とり

qinさん いらっしゃいませ~ ヽ(*´ヮ`)ノ
電話で普通にフォネティックを織り込んでたら・・・それ日常じゃないですよ^^
只者ではないカキコに思わずqinさんのブログの方にちょっとお邪魔させていただきました。元陸自の方だったのですね~。オイラの弟も現在埼玉の某基地に所属しており、つい最近まで官舎住まいでした。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

今までフォネティックを使うのは空の世界に限ったことだと思っていましたので、「陸自でも使うのか~」なんて思ってウィキで調べたら、自分の認識が逆なのだと気がつきました。これは正式名称は「NATOフォネティックコード」で、まず軍で使用していて、後に空でも使用するようになったのですね~。知りませんでした。(^^;
コメント&nice! ありがとうございました。
よろしければまたお越しくださいませ。
by とり (2006-06-10 23:29) 

chi-hiro

は~ぃ!それでは質問にお答え致しますっ。
6:人差し指と中指と薬指を立てます。
7:人差し指と中指と小指を立てます。
8:人差し指と薬指と小指を立てます。
9:中指と薬指と小指を立てます。
10:人差し指と反対の手を握りこぶしです。
このやり方はBSAC指導団体のもので、他の団体には通用しないので、
今は普通に指の数で表現しています。
by chi-hiro (2006-06-11 10:02) 

qin

とりさん、たびたびすみません。
十分非日常だったのですね。初めて知りました。(^-^;
全部ではありませんが、朝鮮戦争前後まで使われていたフォネティックコードもいくつか覚えているので場合によって使い分けておりました。
それにしても
「L」 現:リマ     旧:ラブ
「Q」 現:ケベック  旧:クィーン
「Z」 現:ズールー  旧:ゼブラ
etc.みたく昔の方が通じると思うのに‥ と言うのもあったりします。

 同業者相手なら「ケベック」で通じますが、一般人だと「え?」と言う言葉が返ってくるので一息おいて「クィーン」と言い直すことも。
 そう言えば普通にフォネティックコードを混ぜて話していた友人は一般人だけどかなり濃い「テツ」の人だったな‥
 だらだらすみません。m(_)m
by qin (2006-06-11 10:22) 

とり

ちひろさん
早速教えていただいてありがとうございます。折る指が順に移っていくんですね~。以前、これか、これに近い数字を表すハンドシグナルを米軍?かどこかの軍隊方式として紹介しているのを見たことあります。
ありがとうございました~。
by とり (2006-06-11 18:49) 

とり

qinさん
フォネティックにもバージョンがあるんですね~。例として挙げていただいた三文字は確かに旧の方が絶対分かりやすいですよね。いろいろ教えていただいてありがとうございます。

一般人にいきなり「リマ・ケベック」とか言ったら思いっきりひかれちゃいますけど、「ラブのL、トランプのクイーンのQ」みたいな言い方をすれば、きっと通じますね。qinさんのカキコのおかげで、こちらの工夫次第でなんとかなることに気付かせていただきました。感謝です!
by とり (2006-06-11 18:58) 

ばう

CQ!CQ!こちらはジュリエット・ロミオ・ワン! ジュリエット・***・***
盛んに50MHzで空を飛び回っていました。おかげさまで(?)アルファベットを聞き間違える事が有りません。こちらから「ブラボーのBですね?」って無理強いして聞き返すからですが・・(^^ゞ EとBって電話では聞き違えやすいんです。
電話でメルアドを言わなくちゃならない時はコードで言う決まりにしましょうよ!
by ばう (2006-06-12 23:04) 

とり

ばうさん
CB無線でもフォネティック使うんだそうですね。フォネティックって空の世界だけのものだと思ってました。この記事書いていろいろ気付かされ、勉強になりました。
>電話でメルアドを言わなくちゃならない時はコードで言う決まりにしましょうよ!
賛成です。上の方でも書きましたが、フォネティックご存じない方には、自分で工夫して誰でも分かりそうな単語使えばいいんだし。

それにしても、ソネブロが断続的に緊急メンテで使用停止になり、
「日本一次リーグ突破できるジャン!」と夢見の時間帯にカキコしていただき、本当にありがとうございました。

     シクシク
  <⌒/ヽ-、___
/<_/____/
by とり (2006-06-13 06:50) 

カンクリ

フォネティック・・・40過ぎのオバサンには“辛いお勉強”となりましたが、お陰でマニアさん達との会話も通じるようになって居ります。(爆) でもまだ完璧には使いこなせてないので素人丸出しなんですが・・。(^^;
by カンクリ (2006-06-15 21:51) 

とり

カンクリさん
偉いっ!そのバイタリティーに脱帽です!
カンクリさんの元気の素をオイラにちょっと分けてください~~(哀願
コメント&nice! ありがとうございました。
by とり (2006-06-16 19:48) 

妖儀

国内で使うのなら、「アルファのエー」とかって言う使い方かな?
地元の消防署ではそういう風に使っています。
by 妖儀 (2009-01-01 10:29) 

とり

妖儀さん いらっしゃいませ~ヽ(*´ヮ`)ノ
>国内で使うのなら
航空無線ではフォネティックだけが飛び交ってますが、
そういう本職の方以外は大抵そういう使い方なんでしょうかね。
by とり (2009-01-01 14:36) 

tss

はじめまして。
Phonetic code は旅行代理店には通じますので、電話で名前などを伝えるのには便利です。が、旅行業界は Able-Baker の方だったりするのでちょっと訛りますね(笑)。空港の地上スタッフは相手によってAble-Baker と Alfa-Bravo を使い分けるのでしょうか。大変そう…。Fox と Foxtrot なんて、私だったら間違いなく間違えます(あれ?)。
無線通信士の資格を取ろうとすると一部を除いて phonetic code の聞き取りと口述の試験がありますので、受験者は漏れなく覚えているはず。はず…。結構記憶が危ない私。
by tss (2010-04-20 22:38) 

とり

■tssさん いらっしゃいませ~ヽ(*´ヮ`)ノ
興味深い話をありがとうございます。
ほほー。旅行代理店の方もご存じなのですね。確かに使いそうな感じがします。
で、やっぱり差異があるのですね^^;
無線通信士の有資格者が知人にいるのでちょっとどの位覚えてるか確認してみます^^
by とり (2010-04-21 07:43) 

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